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人妻 真子〜情事の果てに〜
第7章 Day 4-3
見事な造形だった。

ボクサーパンツの中ではち切れんばかりに膨張しているに違いない。

さきほどの真子への愛の行為から時間が経っているとはいえ、十分な張りを保っているように思われた。

真子は掌の腹の部分で洋介をさすり、軽く握ってみた。

(硬い……)

それが真子の中に入ってくるのを咄嗟に妄想した。
真子の中心が激しく疼いた。

先端に辿り着くと指先で「頭」の形を確認する。

「くびれ」から上はそれまでとは違う柔らかさを持ちながら必要な硬さを失ってもいない。

突端を少し強めに抑えてみる。
瞬時にピクンと反応し、硬さも増したように思われた。

パンツに手をかける。

呪縛から解放するように洋介のそれを自由にする。

真に解放され、屹立する洋介のペニス。

さながら一つの彫刻のように隆々としている。

長さ、太さが一段と増したような気がした。

弓のように反り返り、お腹に付き、臍まで達しそうな洋介のペニス。

両手で包み込んでみる。

いや真子の手ではとても包み切れない洋介。

両掌から顔を出して存在を主張するその「頭」。

洋介の最も敏感な突起が真子を釘付けにする。

竿の直線美を掌中に隠し、「頭」の曲線美に真子は酔いしれた。

包まれたもののない「露出」とはこういうものを真に指すのだろう。

曝け出されたと言ってもいい。

護りを外されたその突起は、真子によって護られるのを待っているのかもしれない。
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