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人妻 真子〜情事の果てに〜
第7章 Day 4-3
「さあ、召し上がれ」

とでも言われているかのようだ。

まずは触覚で楽しみ、次に味覚で楽しむ。

それが普通だろう。
だが真子はそこに視覚でも楽しむことを加えた。

逞しさと優美さを兼ね備えたペニス。

見れば見るほど惚れ惚れする。

真子の両手ではとても覆い切れない長さゆえ、発芽した新芽のように殻を破って出てきたかのようだ。

新芽はそこからさらに成長し大きく羽ばたいていくのに対し、洋介のそれは成熟し切った大人のそれだ。

そして、自らが実を結び花を開かせるのではなく、相手に大輪の花を開かせるためのモノであった。

私の大きく開かれた花弁の中心に洋介のそれが当てがわれる様子を妄想する。

洋介の「精力」が注入されると大輪の花を咲かせ、妖しく舞い踊る。

そのとき洋介のそれは真子の襞に包み込まれ、その愛撫を受けながら
、「精なる子」を愛液の大海に放つ。

真子も同時に散り果てる……

淫らでありながら美しい合一の瞬間(とき)だ。

洋介のペニスは汲めども尽きぬ想像力の源泉だった。
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