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あなたへ……千鶴子より
第2章 挿入
ああ、熱いのです。
硬いのです。
入り口に彼の身体が触れました。
と同時に、硬い先端が奥の部分を突きました。
「はあぁんっ……」
自然と吐息が漏れました。
私は目を開き、彼との結合部を覗き込みました。
彼の陰毛が私の陰毛に触れていました。
全部入ったのです。

ああ、痛くありません。
ああ、いい……いいです。
丁度いいのです。
ああ、たぶん、彼の大きさが、今の私には、合っているのでしょう。
でも、もし、普通の“男の人”だったら……。
いえ、それは考えません。
前はあんなにも大きなものが入ったのに。
今の私には、そんなものは無理なように思えます。
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