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あなたへ……千鶴子より
第2章 挿入
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いやっ、あっ、そんなっ……。
彼との結合部がさっきより、ぬめり気を帯びているようです。
奥から沢山染み出しているみたいです。
私の入り口は上を向いているのに、そこから溢れ出ているのです。
彼は一生懸命でした。
結合部だけを見ていました。
彼の汗が、私の顔に滴り落ちてきました。
それでいいのです。
私という人間ではなくても、私の身体が役に立てれば……。
私は彼に教えてあげようと思いました。
もっと楽に身体を動かせることを。
私は自分の脚から手を離し、両手で彼の頬を押さえ、私に向かせました。
彼が動きを止めました。
私は高く上げていた脚を、ゆっくりと下ろしました。
彼の身体も徐々に下りていきます。
脚の裏がレジャーシートに付きました。
彼の顔が私の真上になりました。
私は彼の顔から手を離すと、彼の背中に手を回し、私に引きつけました。
彼の胸が私の胸に付きました。
彼の顔が私の顔のすぐ横にありました。
彼の手はどうしていいか分からず、私の横に投げ出されていました。
私は言いました。
言わずには、おれなかった。
「抱きしめて……」
彼との結合部がさっきより、ぬめり気を帯びているようです。
奥から沢山染み出しているみたいです。
私の入り口は上を向いているのに、そこから溢れ出ているのです。
彼は一生懸命でした。
結合部だけを見ていました。
彼の汗が、私の顔に滴り落ちてきました。
それでいいのです。
私という人間ではなくても、私の身体が役に立てれば……。
私は彼に教えてあげようと思いました。
もっと楽に身体を動かせることを。
私は自分の脚から手を離し、両手で彼の頬を押さえ、私に向かせました。
彼が動きを止めました。
私は高く上げていた脚を、ゆっくりと下ろしました。
彼の身体も徐々に下りていきます。
脚の裏がレジャーシートに付きました。
彼の顔が私の真上になりました。
私は彼の顔から手を離すと、彼の背中に手を回し、私に引きつけました。
彼の胸が私の胸に付きました。
彼の顔が私の顔のすぐ横にありました。
彼の手はどうしていいか分からず、私の横に投げ出されていました。
私は言いました。
言わずには、おれなかった。
「抱きしめて……」
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