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好きになってくれてありがとう
第2章 休日デート?


「何って…買い物?」

「どうして疑問形なんですか?」

「さぁ。どうしてだろうな。ってか月島こそこんなところで何してるんだ?」

「私は持ち逃げされてなくなった家電を買いに…」

「持ち逃げ?」


しまった。上司にしかも休日になにをしているんだ私は…


恐る恐る部長の顔を見てみるとめちゃくちゃ笑顔だ。
いやにこやかな誰もが幸せになる笑顔じゃなくて
背筋が凍りそうになる笑顔だ…


「詳しく聞かせてもらおうか月島くん」


はい。最悪です。
こうなると逃げられない相手なのが部長なのです。


決めていた商品を精算することなく店の外にだされてしまった。
また後で買いに来ないと。

そしてとある高級外車の前に連れてこられて乗ってと言われた。



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