この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
好きになってくれてありがとう
第10章 勝手なことしやがって〜翼side〜


「あ、めぐ。悪い今忙しくて専務のところに向かわないといけないんだ。」

「あなたの都合なんてどうでもいいのよ。
ところで今夜いつものバーに8時集合ね、よろしく」


今日は無理!と伝えようとしたけど
すでに通話は終了していた。

いつも思うがめぐは電話の意味がない。
自分の言いたいことを言うと切り、かけ直しても絶対にでない。


めぐは幼稚園からずっと一緒だったのに幼なじみで高校卒業するまで同じ学校だった。

大学こそ違ったものの定期的に連絡してきては時間と場所を伝えてきて近況報告的な食事をし解散する。


めぐは大学卒業後就職した会社の後輩とできちゃった結婚をし今では3児の母だ。

めぐは大手企業の令嬢だ。
契約結婚なんて絶対しないと親の反対を押しきって今の旦那と結婚した。

結婚してしばらくは絶縁状態だったけどめぐの頑固さに親が折れて最近はよく孫に会いに来ているらしい。

定期的に連絡してくる日は旦那が子守りをしてくれているからと俺を呼び出してくる。


「めんどくせぇことになりそうだな。」


めぐに理恵の名前を言ってしまった事とこのあと専務に呼ばれていることとめんどくさいことが重なってしまった。



/211ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ