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好きになってくれてありがとう
第12章 久しぶりの母


夫婦の在り方はそれぞれ違ってくる。

共働きだったり専業主夫だったり昔みたいに家庭に入るのは女性とは言われなくなっている。

私だって結婚しても子供がいても働いていたい。
でも家庭に入ってほしいと言われるならそれもありだと思っている。

めぐさんはめぐさんなりの生き方があって考え方があるんだろう。


私もいつかめぐさんにあっていろいろ話してみたくなった。


「あー、もうあいつの話はおしまい」

「明日母の面会無理してない?別に退院してからでもよかったんだよ。」

「いや、お義母さんにも早く安心して生活してもらいたいし、逆にこっちが無理させてないか?」

「心配ないと思うよ。昨日もあれだけ話したり食べたりしてたんだから退院もすぐだって!」

本当に意識が戻らなかった人とは思えないくらい元気だった。
先生もビックリしていたくらい。

帰り道お父さんと話してあんなに元気なら心配ないと二人で話した。



しばらくしてからまた翼さんの宿泊しているホテルに来ていた。
やっぱりラグジュアリー感が半端ない。

昨日も来た部屋にまた通されてゆっくりと過ごして気づいたときには翼さんの腕の中で眠っていた。


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