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好きになってくれてありがとう
第6章 上司と同居


部長に言われてあのマンションは危ないと言われた。

今まで生活してきたあの家がお気に入りだったけどまた卓也が来るのが少し怖かった。


「とりあえず今日はうちに来るか?」

あんなことがあった部屋に今日は帰りたくないと思ってしまった。
ホテルやマンガ喫茶など今日一日ならどうにかしのげるかもと思っていたけど手にはスマホしか持っていない。


お金はスマホ決済すればいいか。と思っていたけど部長からすると女の子がそんなところに行くのは危ないと部長の家に来ることを強くすすめられた。


「あの、本当にいいんですか?」

「全然。むしろずっと居てくれても構わないくらいだけど。」


部長がいうと冗談には聞こえなかった。

助かったことは明日も休みだったこと。
仕事のバッグやメイク道具だって家に置きっぱなしだから…



ってことは!
今気付くと私はスッピンだったことに恥ずかしくなってきた。


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