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JUN(ジュン) ~メールの恋人~
第8章 決着


「ねえ…今夜も…Hするんでしょ?」

純子が上目使いで
いたずらっぽく卓也に聞いてきた。

「もちろんさ」

純子が期待する答えを言ってやった。

「ふふふ、やっぱりね、
そう思ってお布団干しておいたわ」

そう言って、寝室の方をチラっと目をやった。

「じゃあ、私そろそろお仕事に行くからね。
車のキーを返して」

はいどうぞ。
純子の手にキーを手渡すと
「いってらっしゃい」とほっぺにキスしてあげた。

「じゃあ、行ってくるからね」と
卓也に手を振り、 それからキッチンに向かって

「旦那様のお帰りよ~、
今夜も愛し合いたいんだってさ~、
あんまり激しくしちゃダメよ~」と声をかけ、
キャハハと笑いながら部屋を出て行った。


あの事故で美智子は頭を強く打ち、
記憶を失くしていた。
いや、それどころか、
変な記憶がインプットされてしまったようだ。

純子の部屋を自分の部屋だと言って
すっかり居座り、昼間は純子と愛し合い、
夜は卓也と愛し合った。

この奇妙な三角関係が
どこまで続くのか解らなかったが、
3人が3人とも満更でもなかったので
しばらくは続きそうだった。

「ただいま…」

キッチンで夕飯の準備をしている美智子を
後ろから抱きしめた。

「あん…もう~卓也さんったら…
今夜もいっぱい愛してね」

「ああ、いっぱい愛してあげるよ…」
だけど…夕飯の前に…いいだろ?

うん…
美智子は幸せそうにうなづき
そして2人は手を繋ぎ、寝室へと消えていった。




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