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JUN(ジュン) ~メールの恋人~
第3章 卓也と美智子のセックス
『ほら、危ない危ない。
できちゃった婚なんて真っ平だからね』
卓也は青白い顔でひきつった笑顔のままだ。
『ありゃ、ちょっと度がすぎちゃったかな?』
反省しながら
トラウマにならなきゃいいけどと思いながら
卓也の横に屈みこみ、やさしくキスをした。
「冗談よ、たっくん。
さあ今度はベッドで…しようね」
親しくたっくんと呼ばれたことで
卓也のひきつった笑顔が
にんまりといやらしい笑顔に変わった。
男って単純でかわいい生き物
卓也は上機嫌で鼻歌まじりにシャワーを浴びて
陰毛にこびりつく自分の精液を洗い流している。
「お~い、みっちょんも一緒に
シャワーを浴びないか~」
げっ! みっちょん?私のこと?
そっか…私が親しげに「たっくん」なんて言ったもんだから
卓也も自分なりに私のニックネームを決めたわけね。
「シャワーよりもお風呂に浸かりたいわ」
そう声をかけると 「OK、OK~」 と元気な声…
まったく、かわいいんだから…
やることなすこと順也にそっくりだった。
コンドームを持って再びバスルームに行くと
卓也がシャワー全開で私に浴びせかけた 。