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JUN(ジュン) ~メールの恋人~
第6章 監禁された美智子
。。。。。。。。。。
「私をいったいどうするつもりですか?!
なぜ私を監禁するんですか!!!」
美智子は、あるマンションの1室に
手錠をかけられ監禁されていた。
「もう!さっきからうるさいなあ。
私だってこんなことしたくないけどさあ、
あんた、とんでもない男に目をつけられたのよ」
美智子が陵辱され、
卓也の前から姿を消そうと荷物をまとめ、
マンションを出た直後のこと。
一人の女性が道を尋ねてきた。
「○○駅には、どう行けばいいんでしょうか?」
美智子も電車に飛び乗り、
この街を去ろうとしていたので
「私もその駅に行くんです。
よかったらご一緒します」と道案内をかってでた。
「ほんと~、わあ~助かるわ。
あ、私、車で移動するの。よければ乗っていって」
見た感じは優しそうで、
淡いベージュのコートが似合うセミロングのスレンダーな女性だったので
警戒心を持てというほうがおかしかった。
真っ白なアウディの助手席に乗り込んだ瞬間、
彼女にハンカチで口と鼻を押さえ込まれた。
ツ~ンとする薬品の香り…
美智子は気を失い、
気付けばこの部屋に監禁されていたのだ。