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JUN(ジュン) ~メールの恋人~
第7章 JUNとの再会


「でもこんなところで油を売っててもいいの? 彼女の事なんて忘れた?」

彼女?どうして美智子のことを知っているんだ?

ハンガーに上着をかける純子を羽交い絞めして、
ベッドに押し倒した。

「言え!!すべて白状しろ!!
一体何故、なぜ俺たちを貶める!
美智子はどこだ!どこにいるんだ!!
知っているんだろ?言え!!言ってくれ!!!!」

純子に馬乗りし、
抵抗できぬように両手首をロックした。
だが、そんな手荒なまねをしなくても
彼女は抵抗などしなかった。

抗うことなく、ベッドに大人しく横たわっていた。

「私を逝かせてくれたら教えてあげる」

ふざけるな!!!
俺は両手で彼女の首を締め上げた。

「殺すつもり?
いいわ、お望みなら死んであげる。
そのかわり彼女の居場所は
永遠にわからなくなるわよ」
苦しくなってきたのか、
彼女の顔が真っ赤になってゆく。

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