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JUN(ジュン) ~メールの恋人~
第7章 JUNとの再会
「おい!受付のボーイ君よ!
彼には、とびっきりのM嬢をあてがってやってくれ!」
「いえ、部長、ほんとに私は…」
「ぬぁぁ~~~~にぃぃ!!
俺が奢ってやると言ってるんだ!
ありがたくM嬢を頂戴しろ!!
そんでもって仕事のウサ晴らししろ!!!」
部長に金を握らされたボーイが俺の腕をとり、
無理やり中へ引きずり込んだ。
仕方ない、少しばかり世間話しでもして、
とっとズラかろう。
案内された部屋でソファに座り、待つこと数分。
ガチャとドアが開き、
入ってきたM嬢を見た瞬間、俺は凍りついた。
艶かしいスケスケの衣装に身を包み、
派手な化粧をしているが、
それは紛れもなく純子だった。
「JUN、なぜ、ここに…」
どうしてもこうしてもない、
おそらくこれが本来の姿なのだろう。
「そうよ。これが私の仕事…
ご主人様にいたぶられ、罵られ、
痛いことをされて泣いて喜ぶの…」
でもあなたにそんな趣味があったなんてねえ~。
そう言って俺のスーツを脱がし始めた。