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見習いドS彼氏
第9章 毒牙
綾宮もその瞳をじっと見つめ返す。
至近距離での見詰め合いだが決して唇を重ねようとはしない。
冷えた目付きでじっと見詰める。
奈緒の淫欲に支配された視線とは対照的な冷静な眼差しであったが、そうではなかった。
一見醒めたようなこの目付きが綾宮の興奮した表情であった。
文字通り地に足をつけられない奈緒はもはや限界に達していた。
自力で立っているのが不可能になった瞬間、綾宮はポケットにしまってあった柄の長い鋭いナイフで奈緒の手を束縛していたロープを斬った。
「きゃっ!?」
支えが一瞬で切れた奈緒は床に倒れる。
それを見下ろしながら綾宮は新たなロープを手にする。
「ま、また縛るんですか!? もう許してください……」
怯えた目付きに変わる奈緒に綾宮は容赦なく縄を縛り付ける。
至近距離での見詰め合いだが決して唇を重ねようとはしない。
冷えた目付きでじっと見詰める。
奈緒の淫欲に支配された視線とは対照的な冷静な眼差しであったが、そうではなかった。
一見醒めたようなこの目付きが綾宮の興奮した表情であった。
文字通り地に足をつけられない奈緒はもはや限界に達していた。
自力で立っているのが不可能になった瞬間、綾宮はポケットにしまってあった柄の長い鋭いナイフで奈緒の手を束縛していたロープを斬った。
「きゃっ!?」
支えが一瞬で切れた奈緒は床に倒れる。
それを見下ろしながら綾宮は新たなロープを手にする。
「ま、また縛るんですか!? もう許してください……」
怯えた目付きに変わる奈緒に綾宮は容赦なく縄を縛り付ける。