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見習いドS彼氏
第9章 毒牙
「縛られて、叩かれて、辱しめられて……それで感じる人間だ。私のことを嫌っていてもこうして身体を預けてしまい、憎しみながらも達してしまう……」
「先生のせいじゃないですか!! 私はっ……私のせいじゃないっ!!」
感情的に叫ぶ。
その言葉に綾宮は更に悲しげな目を見せた。
「そうだ。私のせいだ。だからこうしてお前を迎えにいった」
「余計なお世話ですっ!! 私は智輝を愛してるのっ!!」
「お前はそうかもしれないな……だが彼の方は果たしてどうだろうな?」
「えっ……」
思わぬ話の展開に奈緒の詰る声が止まった。
「奈緒は彼にも苛めて貰うようにお願いしたんじゃないか?」
「それはっ……」
「先生のせいじゃないですか!! 私はっ……私のせいじゃないっ!!」
感情的に叫ぶ。
その言葉に綾宮は更に悲しげな目を見せた。
「そうだ。私のせいだ。だからこうしてお前を迎えにいった」
「余計なお世話ですっ!! 私は智輝を愛してるのっ!!」
「お前はそうかもしれないな……だが彼の方は果たしてどうだろうな?」
「えっ……」
思わぬ話の展開に奈緒の詰る声が止まった。
「奈緒は彼にも苛めて貰うようにお願いしたんじゃないか?」
「それはっ……」