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見習いドS彼氏
第10章 すれ違い
「何でそんな酷いことするのっ!!」
「何でって……人を痛みつけて快楽を得るのが私の趣味だということくらい君だってよく知ってるだろう?」
「ふざけないでっ!! 智輝は関係ないじゃないっ……もう許して……あなたの言う通り、智輝とは別れたんだから……」
奈緒は怒りと悔しさに声を震わせる。
「いや。まだだよ」
綾宮は奈緒を鋭い目で睨む。
「まだだ。君と智輝君は確かに別れた。しかし心はまだ繋がったままだ」
その目付きはゾッとするくらいに冷たい。
「心の繋がりなんてっ……関係ないでしょっ!!」
「あるさ。一番強い繋がりなくらいだ」
綾宮はその凍結させるような目付きのまま奈緒に近寄る。
ジャケットの内ポケットから首輪を取り出し、奈緒の首にかけた。
「嫌っ……」
「似合うぞ、奈緒。可愛い家畜のようだ。家畜が服を着ているなんて変だろう? 脱ぐんだ」
「智輝にひどいことするなら従わない」
奈緒は鋭く綾宮を睨む。
「何でって……人を痛みつけて快楽を得るのが私の趣味だということくらい君だってよく知ってるだろう?」
「ふざけないでっ!! 智輝は関係ないじゃないっ……もう許して……あなたの言う通り、智輝とは別れたんだから……」
奈緒は怒りと悔しさに声を震わせる。
「いや。まだだよ」
綾宮は奈緒を鋭い目で睨む。
「まだだ。君と智輝君は確かに別れた。しかし心はまだ繋がったままだ」
その目付きはゾッとするくらいに冷たい。
「心の繋がりなんてっ……関係ないでしょっ!!」
「あるさ。一番強い繋がりなくらいだ」
綾宮はその凍結させるような目付きのまま奈緒に近寄る。
ジャケットの内ポケットから首輪を取り出し、奈緒の首にかけた。
「嫌っ……」
「似合うぞ、奈緒。可愛い家畜のようだ。家畜が服を着ているなんて変だろう? 脱ぐんだ」
「智輝にひどいことするなら従わない」
奈緒は鋭く綾宮を睨む。