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見習いドS彼氏
第13章 対決
先ほどまでの抓るような攻撃ではなく、一直線に絶頂に向かわせるような素早い指捌きでつるつるとクリトリスの表皮を責め立てた。
時折押すようにグリグリと責め、バリュエーション豊かに快楽を導く。
「あっあっ……とも、きぃっ……」
不可抗力となるほどの快楽が迫り来る。
限界に達しそうなその直前に智輝は指を離した。
「あぁあっ……うぅっ……」
イキそびれた奈緒は悔しそうな声を漏らす。
「どうした? まさかイこうとしてたんじゃないだろうな?」
「違います……」
その後も数回に渡り智輝は激しく責めては直前で指を止めることを繰り返した。
(陳腐だな……)
寸止め地獄は責めの中でも初歩的なもので、その動きは綾宮を退屈させた。
もちろんそんなことはおくびにも出さないポーカーフェイスは保っていたが。
(少し買いかぶったようだな……)
心中で呆れ笑いを浮かべていた。
寸止めは放出する男性的性欲には苦痛と快楽の境界を右往左往させるが、女性の場合はそれほどの苦痛にはならない。
焦らしの無限地獄は放出したら終わりの男性向きの責めといえる。
何度でも達せられる女性にはむしろ終わらない連続絶頂の方が有効である。
時折押すようにグリグリと責め、バリュエーション豊かに快楽を導く。
「あっあっ……とも、きぃっ……」
不可抗力となるほどの快楽が迫り来る。
限界に達しそうなその直前に智輝は指を離した。
「あぁあっ……うぅっ……」
イキそびれた奈緒は悔しそうな声を漏らす。
「どうした? まさかイこうとしてたんじゃないだろうな?」
「違います……」
その後も数回に渡り智輝は激しく責めては直前で指を止めることを繰り返した。
(陳腐だな……)
寸止め地獄は責めの中でも初歩的なもので、その動きは綾宮を退屈させた。
もちろんそんなことはおくびにも出さないポーカーフェイスは保っていたが。
(少し買いかぶったようだな……)
心中で呆れ笑いを浮かべていた。
寸止めは放出する男性的性欲には苦痛と快楽の境界を右往左往させるが、女性の場合はそれほどの苦痛にはならない。
焦らしの無限地獄は放出したら終わりの男性向きの責めといえる。
何度でも達せられる女性にはむしろ終わらない連続絶頂の方が有効である。