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見習いドS彼氏
第4章 苦痛と愉楽
言葉責めは心がチクりと痛みはしたが、そのあとの気持ちを確かめあうセックスとキスは甘美なものであった。
少し汚い言葉を罵りすぎたと智輝は反省したが、奈緒の言葉で目が醒めた。
「たまにはこういう普通のセックスもありだよね」
そう言われたとき、智輝は絶句した。
(あれほど激しく罵ったのが普通のセックスだなんて……)
智気を引き閉め直して智輝は再びSMサイトを開いた。
なんだかんだ言ってブックマークに登録してあったため、迷うことなく調べられた。
玩具以外の責めについてもたくさん書かれてある。
SMといって真っ先に思い浮かぶ縄で縛るというのは実はそんなにレベルの低いものではないということもわかった。
締め方を誤ると非常に危険なものだと書かれてあった。
首が締まるなんていうのは論外として、肩や足も縛り方を誤ると神経や関節を痛めて後遺症が残ってしまうらしい。
そんな危険なことを大切な彼女にすることを考えると智輝は身震いがした。
「何見てるんですか?」
「うわぁっ!?」
休憩所に後輩の栗林留美(くりばやしるみ)がやってきて、智輝は慌ててスマホを隠した。
「なぁんかやらしいの見てたんじゃないですか?」
「そ、そんなことないって……はは」
図星だが当然隠す。
少し汚い言葉を罵りすぎたと智輝は反省したが、奈緒の言葉で目が醒めた。
「たまにはこういう普通のセックスもありだよね」
そう言われたとき、智輝は絶句した。
(あれほど激しく罵ったのが普通のセックスだなんて……)
智気を引き閉め直して智輝は再びSMサイトを開いた。
なんだかんだ言ってブックマークに登録してあったため、迷うことなく調べられた。
玩具以外の責めについてもたくさん書かれてある。
SMといって真っ先に思い浮かぶ縄で縛るというのは実はそんなにレベルの低いものではないということもわかった。
締め方を誤ると非常に危険なものだと書かれてあった。
首が締まるなんていうのは論外として、肩や足も縛り方を誤ると神経や関節を痛めて後遺症が残ってしまうらしい。
そんな危険なことを大切な彼女にすることを考えると智輝は身震いがした。
「何見てるんですか?」
「うわぁっ!?」
休憩所に後輩の栗林留美(くりばやしるみ)がやってきて、智輝は慌ててスマホを隠した。
「なぁんかやらしいの見てたんじゃないですか?」
「そ、そんなことないって……はは」
図星だが当然隠す。