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第4章 苦痛と愉楽

智輝は傷を癒してやるようにクリトリスを舐めてやった。
尻が上がった状態のために顔を見ながら舐められるのが嬉しい体勢だ。

「あんっ!!　ああっ!!　ご、しゅじんさまぁ……」

痛みのあとの舌責めは蕩けるくらいに甘美な味わいだった。
奈緒は淫芯に神経を集中させて味わった。

「あんっ!!　いいっ!!　あっあっあっ……そこっ!!　そこ気持ちいいっ!!」

鼻にかかる甘い声で奈緒は幸せそうな声をあげた。
このまま優しく舐めていてあげたかった智輝だったが、それでは奈緒が満足しないことはわかっていた。

「なんだ、その声はっ!!　盛りのついた牝猫かっ！」

智輝は手を振り上げ、柔らかな奈緒のお尻を平手打ちした。

「ひゃあっ!!」
「恥知らずの淫乱奴隷がっ!!」

激しく音をたてながら尻をうち、媚核を舌で転がす。
飴と鞭を同時に与えてやった。

「あっ!!　あぁあっ!!　んひゃっ!!　あぁっ!!」

痛さと快楽を同時に受けると痛みまでが快楽となる。
奈緒は口許をわなわなと震わせて恍惚の表情を浮かべた。