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第1章 告白とファーストキス

澪は一年で県大会を走る空に一目惚れとは違うが入学当初からずっと気になっていて隠れてずっと空を見ていた少しの間空も見て居る気がして空が見えるところを選んで校内で遊んでいた…

それが友人からの誤報にショックを受けて昨日まで泣きそうになっていたが振られるのを覚悟して告白することにした…

呼び止める時も少し足が震えて…必死に色々な感情を抑えハッキリと告げ断りの言葉が来るのを待っていた…他に好きな人居るし…

そう思って澪には数分？とも言える時間…空が焦って確認してくるのを言葉には出来ず数度頷き返事して少しすると…

…えっ？えっ？

澪は焦って顔を上げ空の顔を見ると少し困ったように頭を掻いて横を向いていて…

雨宮「！？えっ？ほ、ほんとに？」

空「…ん…良いよ…」

雨宮「でも…でも…好きな人居るんじゃ？」

空「？？？…えっ？なんの話？俺…好きな子居ないよ？」

雨宮「！！えっえ〜〜！！」

澪は驚き思わずそう叫びすぐに頭の中で嬉しさが爆発して…

空は…うん？…やっぱり違う？なんか…

空「？…雨宮？…やっぱりやめとく？」

思わずそう聞けば顔を上げ目を大きく開いて…顔をブンブンと振り…

…うわ…可愛い…

雨宮「いや！私で良いんだよね？」

空「…ん？ああ…」

そう言うと嬉しそうに笑い…空が帰宅途中だった事もありその場はお互いの連絡先などを交換して澪が明日も朝練来るのかと聞くので行くと答え…

雨宮「…あの…終わったら…その…デートして欲しい…」

空「…あっ…うん…良いよ？」

そう応え…

空「…じゃ…この時間に駅前の…」

コーヒーショップで待ち合わせを約束して澪に見送られる形で駅のホームに…帰宅中も…

…おいおい…マジかよ…

少し疑ってしまう出来事に高校生らしく顔を緩ませ自宅の玄関を開けて早々に朝飯を要求して機嫌良く全て平らげシャワーを浴びて部屋のベットに飛び込んだ…

明日どこ行こうかと考えながら…そう思っていると携帯からLINE通知のメロディがして確認すると雨宮からのメッセージで…しばらくLINEのやり取りをした…

以降毎日夜にはLINEでやり取りすることになった…

翌日…

空はいつもは下着だけ入れるリュックにジーパンとシャツを入れ朝練に向かい家を出る時に夜まで帰らない事を告げて朝練に向かい…