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ベストカップル
第15章 その後①
そう聞いて澪は去年履いた水着を出して来てそれを入れて空のものも入っている…

空がそれを持ってマンションを出て少し歩きそこで五分ほど待っていると海斗が運転するワンボックスに乗り込む…

3人とも免許は取得してあった…昨年合間を見つけては講習に通って…1番遅かったのは空だったがギリギリ期間内に取れたが余り運転する事は無い澪とのデートでたまにレンタカーを運転するくらいで…

海斗は茉莉花と合宿で1番早く取得して運転が好きらしくよく借りて乗っていた…

今日の運転手も自ら買って出たくらいだった…

女3人は後部座でワイワイ話し始め助手席に乗っていた茉莉花も後ろに座っている…

助手席には陸が追い出される形で少しムスっとして座っている…空は広く間真ん中に1人座っていた…

空「陸…プロ行けそうか?」

陸は大学で活躍してスカウトも見に来るらしい…

陸「プロは無理…社会人野球の人が数人声掛けてくれてる…」

空「スゲ〜じゃん!行くのか?」

陸「うーん…どうかなぁ…普通にチームのある企業に就職しようと思っててさ…」

選手で居られる時間はそう長く無いプロに入ればスポンサーが超一流企業で選手としては引退しても後があるらしいが社会人野球はそうは行かないしかも人気がないリーグだと無くなる可能性も充分考えられるらしい…

そんなリスクを取ってまで野球はしたくないらしく最悪草野球でもいいと言って事情を教えてくれた。

陸「お前も来てるだろう?オリンピックの強化選手の候補って聞いたけど?」

空「ああ…あれ違うから出る選手のサポート…走る相手いるだろう?それに選ばれるかもって話しだよ…俺の力じゃ世界は無理!」

海斗「!!珍しい…陸上で無理って断言してるの初めて聞いたわ…」

空「ったり前だろう?俺より速い人履いて捨てるほどいるぞ…」

それを聞いた前の2人は…

…いやいや…居ねえから…

そう思ったが言うと面倒なので沈黙した…

陸「じゃ陸上関係で就活しないのか?」

空「まぁな…あるところに入れたらラッキー?誘って貰えたら考えるって程度…」

2人は空の対応に少し不思議に思ったが何も言わなかった…

空がそう言うのは先を考えての結論だったので陸上と澪どちらを取るかの話しだった…
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