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ベストカップル
第16章 その後②
映画を見て空は卒業した高校に向かい…澪も懐かしいと周りを見ている…

用事があるのは確かだったが今日行く必要はなかったがわざとそうした…澪も嬉しそうに着いて来た…

陸上の顧問だった先生からお祝いをと言われて呼ばれて居た…

澪を校内に少し待たせて職員室を訪ねて待って居た顧問の先生が大喜びでアジア4位を祝ってくれその後の報告をして高校を後にした駅向かいながら空は少し緊張して…

空「クス…ちょっと良い?」

駅向かい歩いて居た澪にそう言って少し駅から外れたところに来て…

澪「あっ…ここ…」

空「うん…澪に告白された…」

そう言って手を離して澪の前に立って顔を見ながら…

澪「??空?」

少し黙ってしまった空を見上げている澪に…

空「俺さ…就職も決まったし…ちょっと先にはなるけど…澪…俺と結婚して…」

そう言って鞄の中から一昨日受け取りに行った指輪の箱を澪に開けて渡す…

澪「!?えっ?あっ…えっ…」

澪は言われた言葉に頭が真っ白になって次に目の前に小さなダイヤがあしらわれた指輪を見て目を見開き固まってしまった…

空「……澪?」

澪「……は、はい…」

空「??…結婚してくれる?」

そう重ねて聞くとボロボロ涙を零してコクコクと頷きそれを見て澪に指輪を取って指にはめてやり抱き締めた…

…はぁっ…き、緊張する…

そう思ってようやくOKだと知って抱き締めて泣く澪に…

空「まだ学生だから…卒業して1年後…結婚しよう…今のままずっとそばに居てくれ…澪…愛してる…」

そう耳元で初めてその言葉を口に出した…恥ずかしいと思い抱き締めてそう言った…

コクコクと泣いて胸元で頷く…

空「…ホテルじゃなくて俺らの部屋でもいい?そこでずっと抱きたい…」

そう言うのもコクコク頷く…

澪は夢かと思った…澪と同じところで澪が望んでいた以上の言葉を空から受け取り泣くだけで精一杯だった…

ようやく泣き止んだ澪の頬を拭いてやり…

空「じゃ…帰ろうか?」

澪「うん!」

泣きすぎて顔が崩れて電車は嫌だと言うので空にめちゃくちゃ唆る顔だったが確かに見られたくねーと思って駅前のレンタカーを借りて帰宅した…

近くに同じレンタカー屋があるのでそこに乗り捨てる形で返却を済ませて…

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