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私は管理人
第10章 大野さんの腕の中で…

その日の夜遅く。
主人と遅めの夕食を一緒に食べていました。

今日はいろんな事があったわ…
主人に話したくてウズウズしますけど
これは個人的な情報だから内緒です。

「なんだい?
やけにニコニコしてるじゃないか」
食後のお茶を啜りながら
主人が怪訝そうに尋ねてきます。

「ううん、なんでもないの…
愛し合うって幸せな事よね」

「なんだい、藪から棒に」

「セックスって、やっぱり大事よね」

「なんだよ、
今までレスにしてた俺への当て付けかい?」

「そんなんじゃないけど…
でも、今までレスにしてた分、
たっぷりと愛してくれるんでしょ?」

「ああ。ほっておくと誰かに取られちゃうからね」

お風呂、沸いているんだろ?
一緒に入ろうかと、主人がわたしの手を取ります。

「ねえ、洗いっこしましょうよ」

「いいよ、ゆっくりと体の隅々まで洗ってやるよ」

わたしは主人を挑発するように
ストリッパーのように
できるだけいやらしく服を脱ぎはじめました。




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