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幼なじみとSEX×5 〜ダメだとわかりながら抗えないカラダ〜
第7章 【Chapter7/幸運を運ぶのは……】
お義父さんの前じゃなくて良かった。
まぁ、帰ったら大袈裟に報告してそうだけど。
ちゃんと同棲の許しも貰えて(お義父さんは渋々だったかな)無事に結婚挨拶も終えた。
「俺の夢、叶えてくれてありがとうね」
「え……?何言ってんの、叶えてもらえてんのは私ばっかだよ」
「ちゃんと約束果たしてくれたんでしょ?」
「え……!?」
「あれ?違うの?」
「約束って何……?」
「ハァ~覚えてないかぁ……」
「昔、約束したの?何の?」
「ハハハ、覚えてないなら無理に思い出さなくても良いよ、俺だけ覚えてるのも悪くないし」
「え、何それ」
追いかけるけど上手く交わされちゃって結局聞き出す事は出来なかった。
子供じみた些細な指切り程度だからって京ちゃんは言うけど。
「ねぇ、やっぱり気になるんだけど」
「まだそんな事言うの?帰ってきた記念すべき同棲第一日目は一秒でも早く紘子を抱きたいんだけど」
そう言って婚約指輪にキスするのズルいな。
もう心もトロンとしてる。
シャワー浴びないの?って聞いてもまた後でって返ってくるのはわかってる。
「あ………それはそれは失礼致しました」
優しく受け入れて、ベットまでリードしてくれて、何度も愛し合った仲なのに初めてみたいでドキドキしちゃう。
私、本当に京ちゃんと結婚するんだよね。
「俺がずっと守るから……紘子だけを愛してるからね」
「んふふ、頼もしい」
「だから俺から離れていくとかダメだからな?どんな紘子でも受け止めるから」
「エヘヘ、ありがとう、私も同じ気持ち」
笑い合って深いキスをして、そのまま寝かされた。
覆い被さるように重なる身体。
ピタッとくっつくから下半身が当たってる。
「あ……でも」と言うと胸を触っていた京ちゃんが止まってこっちを見る。
「京ちゃんなら大丈夫って信じてるけど、紘子以外誰も抱かないでね」
それは、浮気するなという意味。
自分の事は棚に上げておいて、縛り付けるのは良くないってわかってる。
でも耐えられない、私がもし、透真くんたちに悪戯されてる間に京ちゃんが知らないところで誰かを捌け口にしていたとしたら。