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幼なじみとSEX×5 〜ダメだとわかりながら抗えないカラダ〜
第2章 【Chapter2/シラフの5人と……】





翌朝すぐに電話が掛かってきてハンズフリーで通話しながら身支度をしていた。




「もう話す事もないから、心配もしなくて良いし……ごめんね、ちょっと距離置きたい」




腕時計をしてピアスを着けながら言ったら向こうは黙り込んじゃった。
言う方も辛いんだよ。
まだ好きなのに気持ちが追いつかないこの状況。




「忙しいから切るね?」




__紘子!お願い、別れるとかは言わないで……




「はぁ、京ちゃんさ、私にそんな事言うけど自分はどうなの?いくら幼馴染みとは言え、目の前で彼女が他の幼馴染みとシてんだよ?何とも思わないの?有り得ないじゃん……私は止めて欲しかった、皆と決別してででも私の身体を守って欲しかったよ……結局受け入れた私も悪いけどさ、はぁ……ごめん、本当時間ないから切るね?私から連絡するからちょっと時間ちょうだい」




一方的に切った。
全然考えが纏まらないまま言いたい放題ぶちまけて追い打ちをかけてしまった。
京ちゃんを攻めるしか気持ちが保てないの。
彼女レイプされてるの平気で見てたわけだよね。




感じてイキまくっていた私を見て、何を思ったんだろう。
いや、扱いてたよね。
ヤられてる私見て興奮してたって事。
だからフェラだってさせたんだし。
もう、やだ、考えたくない。













「紘子、今日、生理?」




「え…?」




出社するやいなや同期の美登里が話しかけてくる。
違う…と言えば能天気にも
「じゃ、昨晩は激しかったのかな?彼ピと」なんて言いながら自分で照れてる。





「ヤダ〜もう!」と背中を叩いてきたので腰にきて壁に手をつき鈍痛に耐える。
そんな私のリアクションに覗き込んで来て興味津々なのは勘弁してください。




「え?え?え?彼ピそんなに凄いの?」




その彼ピだけなら良かったんですけどねって心の中で毒を吐く。




「いやいや、早とちりし過ぎ、もうじき生理だから何だか怠くって……薬飲むよ」と咄嗟に誤魔化したけど、その日一日は心が晴れなかった。
残業も引き受け美登里にも先に帰ってもらう。
誰とも会いたくなくて。
ひたすら黙々と作業していた。




すると、デスクにポンッと置かれた缶コーヒーに気付いて顔を上げる。
こんな時間に気安く声掛けてくるのは誰?









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