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幼なじみとSEX×5 〜ダメだとわかりながら抗えないカラダ〜
第1章 【Chapter1/再会】





その場に居た誰もが誰!?って感じだったんだけど説明する間もなく「やっと見つけた」とバックハグしてきたの。
さっき話してた時にフワッと香ってた京ちゃんの甘い匂いに脳が反応していた。




「あ、お友達とだった?ごめん」




そう言ってパッと離れた京ちゃんは皆にニコニコ挨拶してる。
慌てて「幼馴染み」って言おうとしたら。




「どうも、彼氏の本田京太郎です」




その一言にビックリして金魚みたいに口をパクパクしちゃった。
いち早く反応した美登里が
「あ、だからこの頃合コン誘っても来なかったんだ?彼氏居るの知らなかったんでごめんなさい」と合わせてくれる。




「いや、前に告白してやっとOK貰えたところだから仕方ないよ」




「そうだったんですね?おめでとう、紘子」




「あ、うん…なんか急でごめん」




当然、腕を掴んでたしつこい人はそそくさと離れていった。
彼らとはお店の前で別れた。
美登里、大丈夫かな。
何か怒って「俺ら帰るわ」って声が聞こえたからマサくんとやらと2人きりになれてる気がするけど。




「ごめん、急過ぎたな、彼氏って見栄張っちゃったけど大丈夫だった?」




心配で美登里の方を見ていたら隣から覗き込んできた京ちゃんにハッとする。




「全然!寧ろ助かったよ、ありがとう京ちゃん」




「俺的には本当にそうなって良いんだけどね」




「またまた〜!京ちゃんモテるでしょ?あの場であんな風に彼氏感出してくるのめちゃくちゃ自然だったもん、慣れてるな?助かったけども、アハハ」




照れ隠しにそう言うと手を引かれちょっとした路地裏に連れて行かれた。
人目を避けて一瞬で唇を奪ってきたから抵抗する間もなく。
強引だけど触れたら優しくて。
酔ってるなんて思いたくない。
再会してすぐのキス。




にしても私、小学3年生までの京ちゃんしか知らなくて。
こんな大人のキスで腰が砕けそうになるなんて数分前の私には想像も出来なかったよ。




「紘子………飲み直す?それとも、ホテル行く?」




熱く火照った京ちゃんの瞳。
その中に映る私はどんな顔してる…?
会ってすぐ…なんて間違ってる?
私、こんな人間だったっけ?










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