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幼なじみとSEX×5 〜ダメだとわかりながら抗えないカラダ〜
第1章 【Chapter1/再会】
「ちょっとちょっと!昨日のアレは何!?本当に彼氏出来ちゃったの!?」
出勤してそうそう美登里に捕まった。
そういや2人して休日出勤。
それでよく合コンセッティングしたね。
「で、美登里はどうだったの?マサくんだっけ?」
「うん、ホテル行ったよ」
「おぉ、ヤル事ヤってんじゃん」
「早漏で萎えた〜夜中にこっそり帰ってきちゃった」
「えっ!?そうなんだ」
ピッと名札にある社員コードをかざしてフロアに入っていく。
「もう二度と会うこともなさそうだし〜」とドライな美登里さん。
ホテル代は勿論向こう持ちだとか。
「満足しなかったんだもん、それくらいは当然でしょ?連絡先?即効ブロックだよ」
あんなイチャついてたのにセックスって本当、相性あるんだな。
肘でツンツンされて今度は私に質問攻め。
「で、本当に彼氏なの?あの店でナンパされた?」
美登里には嘘つきたくないから事の経緯を説明すると私より興奮してる。
「初恋の相手と再会とかドラマじゃん!良いなぁ〜勿論セックスまでシたんでしょ?」
「まぁ……ハイ」
「感想は?感想は?」
感想なんて、イキ過ぎてよく覚えてない……と言いたいけど鮮明に覚えてる。
どんな風にイかされたのか、どんな風に京ちゃんを喘がせたのか…とか。
真っ赤になる私を見て勝手に妄想して背中バシバシ叩かれて痛い。
「小3?結構前だよね、よく覚えてたね〜運命感じちゃうね?」
「笑った顔とかそのままだった、だからすぐに思い出した…かな」
「で、当時の思い出が蘇って燃え上がっちゃいましたか?」
「言い方よ……」
その時、ドアが開いて誰かが入って来た。
何処からか帰ってきた様子の同期、石黒蒼介の姿が見えるなり美登里がチクってる。
「えっ!?彼氏出来たの?小田切が!?」
「いやいやいや、そんな驚くほどの事でもないでしょ」
ていうか休日なのに営業してんだね、さすがエースだわ。
自分たちのついでに珈琲淹れると
「お、気が利くね、サンキュ」と余裕の笑み。