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第1章 第一話☆魔法少女アカネ誕生！

「なんか、負け犬っぽい消え方だなぁ」

敵を追い払ったアカネは、小首を傾げながらも帰宅した。



「お帰り、アカネ！」


部屋ではタヌキチが待っていた。


「お疲れ様。はい、今回のバイト代」

タヌキチが差し出すポチ袋を受け取ると、アカネは憤慨した。

「なんで３５０円よ!?」

「７００円は時給！今回は１時間どころか３０分も戦ってないでしょ？半額だって出血大サービスだよ？」

胸を張るタヌキチに、アカネは何も言い返せなかった。




******二話に続く******