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月一回、ほとばしる熱情
第1章 キッチンから始まった
 その唇は、耳やおでこや頬とあらゆるところに絶妙なタッチでキスをしていく。
 どんどん焦れてきて、早く激しいキスをして欲しくて、夫の唇が口の近くを通るたびに薄く唇を開いて期待してしまう。
 私の腕を掴んでいた手が、頭を抱くように包んだ。
 ゆっくり交わされたキスは次第に激しさを増し、口内に入ってきた舌が絡み合う。
 頭を固定され、混ざり合いとろけるようなキスが気持ちよくて、自由になった手で夫の頭や肩、届く範囲をゆっくり撫でた。
 何分そうしていたのか分からない。夢中になって絡めていた舌が口から出ていってしまい、もっとして欲しいと思いながらも、荒くなった息を落ち着けることに必死になる。
 夫が首筋を舐めた。舌はそこからゆっくりと下へ這っていく。
 乳房を通り過ぎ、脇腹やお腹を舌が這っていく。くすぐったいような快感に思わず身がよじれてしまう。腰まで這っていった舌はへその方に進んだ後、谷間の方に向けて上がってきた。
 夫の手が乳房に触れ、寄せるように支え、ゆっくり先端が口に含まれた。
「んぅ……」
 舌先で乳首が転がされ、少し強めに吸われれば下の口から蜜が新たに溢れ出そうだった。
 両の乳首をじっくりと弄び、夫は足の間に陣取る。
 立てた膝にキスをされ、そこからゆっくりと股の方へと舌が這っていく。
 割れ目に近づくにつれて足を大きく開かされて、指先が割れ目を左右に開いた。舌がクリトリスを撫で、身体に痺れるような快感が走り抜ける。
「んぁ……あぁ、はぁっ……」
 ピチャ、クチュクチュ……ジュルル……。
 音を立てながら夫の舌が中も外も舐め回し、愛液を啜り上げる。その気持ちよさに腰が浮き上がり、もっと激しくと夫の顔に押し付けてしまう。
「んんぅ……あっ、あっ……イキそうっ……」
 そう喘いでも夫の舌は緩まない。
「だめ、だめっ……。入れて……、あなたので、イキたいっ……」
 自分の意思とは反対に動き続ける腰。悶えながらなんとかいうと夫の顔が離れた。
「はぁ……はぁはぁ……」
 息を整える間もなく、夫が私の膝に手を置いて押し上げるようにして足を開かされる。
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