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契約的束縛・過ぎ来し方(すぎこしかた)のメモリー
第3章 メモリー仁科

(考えられるのは自ら売りに出しましたか……)
どんな国にも貧困の差は存在、もちろんこの国も例外ではなく地域によってはかなり酷いと耳に挟んだことがあります。だからこそこの少女みたく自分から裏に堕ちるのもアリなんでしょう、私には関係ありませんが。
そして他の男より話を聞きそうな私を選んだ、それくらいの心の内は簡単に読めます、私的には思い通りの展開。
「先ずはあなたに触れなければなりません」
「…………あっ」
従順な少女の首筋に軽く触れ徐々に下へと手を滑らせていく、痩せてはいるが胸の膨らみはそこそこあり乳房にタッチしたら躰がピクンと揺れた。この感じだと今は未開発だが多いに発展しがいのある躰と判断出来る。
「どうですか、はじめて男性に触れられた感想は?」
「あ……え……」
「言われたことには答える、ここでは基本中の基本です。今のうちに覚えなければ後が辛いですよ……調教師は私一人ではない。私はあなたに痛いことは求めませんが他は違う、言うことを聞かなければ辛いお仕置きもあります」
「それは!」
「……感想は?」
「……不思議な感覚、痺れるようなくすぐったいような」
「軽く触れただけなのに乳首が勃ちましたね、やらしい躰をしていますよ」
「わたしはっ! あぁ!」
「摘まんだらもう声を抑えられませんか? まだ胸だけだというのに、この先はどうなるんでしょう」
言葉通りに私は先へと進む、胸の感度を確かめた後更に指を下へ内腿からオ〇ンコをひと撫でしてみる。
「濡れていますよ」
「いや、触らないで」
「触れなければなにも始まりません、そして自分でこうしたことをしていましたか?」
「自分でなんて……したことない」
「では本当に私が初めてになりますね……あなたが嘘を吐いていなければ」
「嘘じゃない! あの兄妹が沢山居る家でそんなこと出来るわけがないから」
「ほう……では先に快楽を教えましょう。一番早く快楽を得るにはクリトリスを刺激してあげるのが効果的、ここは男性のペニスと同じくらい繊細で快楽が密集している場所です」

