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縛られたい
第2章 仕事、そして阿部さんの家族とのあれこれ〜まりあ
「ファミレスで良い?」と言われて、
近所のイタリアン系のファミレスに入る。
食事をしながら、
「いきなり掃除させちゃったね」と言われたので、
「そうだ!
キッチンのスポンジ、買っても良いですか?
ゴミ袋もやたら大きいのしかなくて、もう少し小さいのがあった方が良いかも。
分別用にも便利だし。
ユニットバスも掃除したいけど、
洗剤とかもなかった。
トイレットペーパーの買い置きももうすぐ無くなります」
と言うと、
少し驚いた顔をした後、
楽しそうに笑う。
「まあ、男やもめにウジがわくみたいなもんだからな。
あ、ご飯中に失礼」
「男やもめなんですか?」
「まだ…違うけど、
それに近いかな?」と、微妙な顔をした。
「立ち入ったことをごめんなさい。
えっと…。
そうだ!
阿部さんのこと、
なんて呼べば良いですか?
社長?
所長?
先生とか?」
「阿部さんで良いよ。
あ、下の名前でも良いけど?」
「それは…。
仕事上、ベストな呼び方にしましょう!
例えば、クライアントさんを前にした時、
『まさとさん』とかはあり得ないでしょう?
所長か先生が良いかな?
ほら、阿部さん、選んでください」
「『阿部さん』じゃ、ダメ?」
「ダメですね。
外部に権威つけさせること、考えましょう」
「渡辺さんに任せるよ」
「じゃあ、所長って呼びますよ?
電話取る時も、そう呼びますね?」
と言うと、すごく恥ずかしそうな顔で下を向いてしまった。
食事の後、ホームセンターで少し買い物をして、
事務所に戻った。
奥のスペースは、やや暗かったので、
机の処に明るいライトも必要だったから、
掃除用具などの他にも買い物をした。
午後は『所長』の机周りのモノを移動させて整えてから、
私の仕事スペースを整えた。
その後、ユニットバスの掃除をしてたら、
楽しくなってきてしまって、
鼻歌混じりでピカピカにしていたら、
ヒョロっとした男の子が事務所スペースに入ってきて、
びっくりした顔で私のことを見ていた。
近所のイタリアン系のファミレスに入る。
食事をしながら、
「いきなり掃除させちゃったね」と言われたので、
「そうだ!
キッチンのスポンジ、買っても良いですか?
ゴミ袋もやたら大きいのしかなくて、もう少し小さいのがあった方が良いかも。
分別用にも便利だし。
ユニットバスも掃除したいけど、
洗剤とかもなかった。
トイレットペーパーの買い置きももうすぐ無くなります」
と言うと、
少し驚いた顔をした後、
楽しそうに笑う。
「まあ、男やもめにウジがわくみたいなもんだからな。
あ、ご飯中に失礼」
「男やもめなんですか?」
「まだ…違うけど、
それに近いかな?」と、微妙な顔をした。
「立ち入ったことをごめんなさい。
えっと…。
そうだ!
阿部さんのこと、
なんて呼べば良いですか?
社長?
所長?
先生とか?」
「阿部さんで良いよ。
あ、下の名前でも良いけど?」
「それは…。
仕事上、ベストな呼び方にしましょう!
例えば、クライアントさんを前にした時、
『まさとさん』とかはあり得ないでしょう?
所長か先生が良いかな?
ほら、阿部さん、選んでください」
「『阿部さん』じゃ、ダメ?」
「ダメですね。
外部に権威つけさせること、考えましょう」
「渡辺さんに任せるよ」
「じゃあ、所長って呼びますよ?
電話取る時も、そう呼びますね?」
と言うと、すごく恥ずかしそうな顔で下を向いてしまった。
食事の後、ホームセンターで少し買い物をして、
事務所に戻った。
奥のスペースは、やや暗かったので、
机の処に明るいライトも必要だったから、
掃除用具などの他にも買い物をした。
午後は『所長』の机周りのモノを移動させて整えてから、
私の仕事スペースを整えた。
その後、ユニットバスの掃除をしてたら、
楽しくなってきてしまって、
鼻歌混じりでピカピカにしていたら、
ヒョロっとした男の子が事務所スペースに入ってきて、
びっくりした顔で私のことを見ていた。