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縛られたい
第16章 縛られたい〜まりあ
軽く身体を洗い合っているだけで、
私の身体は熱って濡れてしまう。

座り込んで阿部さんのモノを口に含んで舐めると、
更に蜜が溢れてくるのを感じた。


大きくて硬い。
両手で根元とその下の柔らかくて大きなボールを触りながら先端の大きく張り出した処を丁寧に舐めたり吸ったりしていると、
阿部さんが私の頭を掴んで奥まで咥えさせる。

私は少し苦しくなってしまって涙目で阿部さんを見上げると、
目が合った阿部さんが、
「まりあ、凄く気持ち良いよ?」と言って、
更に頭を動かして咥えさせる。


苦しい。
でも、阿部さんのを口に咥えて、
歯を立てないようにしながら夢中で舐めたり吸ったりしていると、
愛おしさと気持ち良さで意識が遠去かりそうになる。


阿部さんは急に動きを止めると、
「まりあ、四つん這いになって?
腰を高くして?」と言うと、
私の身体の向きを変える。


そして、私に覆い被さるように私のナカに挿れて腰を振った。


手を前に回して胸と蕾を刺激されると、
声が出てしまう。


「聴こえちゃうよ?
良いの?
そうか。
淫乱だから、聴こえさせたいのか」と言って、
更に激しく刺激しては腰を回しながら奥へと突き立てる。


私は歯を食いしばって声が出ないようにするけど、
結局、我慢出来なくてだらしなく涙と涎を流しながら声を上げてしまう。


「まりあ、出すよ」と言われたのも気づかないほど朦朧とする中、
阿部さんは私のナカに激しく放出すると、
顔を自分の方に向けさせてキスをした。


震えながら身体が崩れ落ちそうになるのを支えてくれて、
起こされると、
優しくキスをされる。


かけ湯をされて、
少し意識が戻ってくるのをのんびり待っていてくれる。


「まりあは、麻薬だな。
気持ち良くて何度もしたくなるよ」と笑うと、
額にキスをしてくれる。


「あら。
だったらまさとさんも麻薬ね?
何度も挿れて欲しくなっちゃうから」と言って、
頬にキスをした。


「寒くなった?
温泉につかろうか」と笑うと、
ゆっくり湯船に入る。


後ろから抱き締められながら、
暫くぼんやりして、月と星を眺めた。
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