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縛られたい
第3章 ラブホでの出来事、そして〜阿部
ノックをしても返事はない。
「ゆりあ、入っても良いかな?」
「やだ。だめ」
「明日、お母さんの処に行くけど、
お前も行くか?」
「お父さんが行くなら、
あたしは行かない。
何?
離婚して可哀想なお母さんを棄てるの?」
「まさか。
そんなことはしないよ。
話をするだけだよ」
「あっ、そう。
もう良い?
あたし、忙しいから」
とりつくしまもない。
優斗に、
「お父さん、ちょっと急ぎの仕事あるから、
事務所にいるよ。
何かあったら、
あっちに来て?」と言って、
事務所の方に行って、溜息をついた。
妻と何を話せば良いのかな?
正直、何も思いつかなかった。
昼間、渡辺さんをハグした時の手の感触や、
柔らかい胸の感触を思い出すと、
ムスコが元気になってしまう。
俺、最低なヤツなのか?
目を閉じて、
ふっくらと白い、大きな胸やお尻をイメージする。
架空の誰がじゃなくて、
渡辺さんのことを思った。
胸に挟まれて上下されたり、
真っ白なお尻を掴んで、
後ろから突き立てたりするのを妄想した。
ふんわり、渡辺さんの甘い香りがするような気がした。
一気に素早く強めに扱いて、
ティッシュの中に吐き出した。
「やばい。
なんか、早くなったかな」と呟きながら、
ティッシュで拭いてトランクスとスエットパンツを引き上げた。
とにかく、きちんと妻と話をしてみよう。
今日はもう寝るか。
俺はひとまず、
ソファをベッドに直して横になった。
独りで寝るのも慣れてしまっていた。
寝ながら、なんか違和感を覚えていたことを、
グルグルと考えていた。
ゆりあは、なんで、あんなラブホ街に居たんだ?
誰と居たんだ?
何度か寝返りを打ってるうちに、
俺はいつの間にか眠りについていた。
「ゆりあ、入っても良いかな?」
「やだ。だめ」
「明日、お母さんの処に行くけど、
お前も行くか?」
「お父さんが行くなら、
あたしは行かない。
何?
離婚して可哀想なお母さんを棄てるの?」
「まさか。
そんなことはしないよ。
話をするだけだよ」
「あっ、そう。
もう良い?
あたし、忙しいから」
とりつくしまもない。
優斗に、
「お父さん、ちょっと急ぎの仕事あるから、
事務所にいるよ。
何かあったら、
あっちに来て?」と言って、
事務所の方に行って、溜息をついた。
妻と何を話せば良いのかな?
正直、何も思いつかなかった。
昼間、渡辺さんをハグした時の手の感触や、
柔らかい胸の感触を思い出すと、
ムスコが元気になってしまう。
俺、最低なヤツなのか?
目を閉じて、
ふっくらと白い、大きな胸やお尻をイメージする。
架空の誰がじゃなくて、
渡辺さんのことを思った。
胸に挟まれて上下されたり、
真っ白なお尻を掴んで、
後ろから突き立てたりするのを妄想した。
ふんわり、渡辺さんの甘い香りがするような気がした。
一気に素早く強めに扱いて、
ティッシュの中に吐き出した。
「やばい。
なんか、早くなったかな」と呟きながら、
ティッシュで拭いてトランクスとスエットパンツを引き上げた。
とにかく、きちんと妻と話をしてみよう。
今日はもう寝るか。
俺はひとまず、
ソファをベッドに直して横になった。
独りで寝るのも慣れてしまっていた。
寝ながら、なんか違和感を覚えていたことを、
グルグルと考えていた。
ゆりあは、なんで、あんなラブホ街に居たんだ?
誰と居たんだ?
何度か寝返りを打ってるうちに、
俺はいつの間にか眠りについていた。