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縛られたい
第3章 ラブホでの出来事、そして〜阿部
「貴方、いやらしいビデオとか雑誌、観てるでしょ?
そう言う処が、ゆりあは嫌なのよ」

「えっ?
ちゃんと隠してるよ?」

「隠し方が甘いのよ?
ほら、興味もあるから、観たいし、
でも、そういうのを父親が観てるのは嫌なのよ」

「ふーん。
難しいな。
あいつさ、その…。
彼氏とか、居るのかな?」

「居るって言ってたわよ?」

「えっ?
どんなヤツだよ?
セックスとかは、してないよな?」

「そこまでは判らないけど…。
ちゃんと避妊はしなさいと言っておいたわ?
何となくだけど、先輩じゃないかしら?」

「うー。
まだ、早くないか?」

「私も短大入ってすぐに、
貴方としたじゃない?
今時のコだったら、
もっと早いんじゃないの?」

「そうかな?」

「私が死んじゃうと思うと、
不安で誰かに縋り付きたい気持ちになるのかもしれないし。
とにかく、妊娠だけは気をつけるように言ってあるから」と、
囁くような声で言った。



「私も嫌だったな」

「えっ?」

「貴方がビデオとかを観ながらしてるの…」

「えっ?隠れてやってたよ。
だってさ、優子、嫌がったじゃん。
ゆりあが産まれた後、
手を握っても嫌がってさ。
チューもさせてくれなかったじゃん。
だから俺…」


「…だもん」

「えっ?」

「痛かったんだもん。
貴方の大きいし、
出産後は、縫ったりしたからなんか裂けそうで怖かったし。
絶倫で何回もしたがるから、
壊れそうで」

「えっ?
そうだったの?」

「おっぱいとかも、
触られると母乳出てるうちは痛いし、
出てきちゃうし。
貴方、おっぱい星人だったものね?」

「うっ…」

「出産後は、なんか、アソコを見られるのも恥ずかしくて嫌だったのに舐めたがるし、
逆に貴方のを舐めるのも苦手だったの」


「ごめん。
言ってくれれば良かったのに」

「んー。
なんか恥ずかしいし、
言えなかった。
言えば良かったのにね?」


なんか、俺、涙を流していた。


「だからね、
私が死んじゃったら、
なるべく早く、
なんでもハキハキ言ってくれるようなヒト見つけて、
再婚してね?」

「えっ?」

「なんなら、申し送りしたいから、
ここに連れてきてくれても良いのよ?」

「そんな人、居ないよ?」と言いながら、
正直なことを言うなら、
一瞬、渡辺さんのことを思い浮かべていた。



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