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縛られたい
第5章 居候、そして優子さんとのお別れ〜まりあ
その日の夜、ゆりあさんが帰宅してから、
初めて母屋の方に入った。


リビングのソファに座って、
4人で向い合った。


「ほぼ、初めましてですよね?
渡辺まりあと申します。
お父様の事務所で3月1日からアシスタントをさせていただいています」
と言っても、
ゆりあさんはそっぽを向いたままだった。


「ちょっとした問題で、住む家が無くなってしまって、
日曜からお父様とお母様のご厚意で事務所スペースに住ませて頂いてます。
もう暫くそれが続きそうなので、
宜しくお願いします」
と続けると、
ゆりあさんは阿部さんの方を向いて口を開いた。


「病気で可哀想なお母さんを棄てて、
その人と結婚するの?」


「えっ?」


「ガリガリになったお母さんと違って、
お父さんの大好きな巨乳だもんね?」


「ちょっ…渡辺さんに失礼だろう?」


「ラブホから出て来た時、
車に乗ってたの、
その人でしょ?」


「いや…、それは」


「えっ?違うの?
じゃあ、他にもラブホに一緒に行くようなオンナが居るんだ?
いやらしい」


「お前は誰とあんな処に居たんだよ?
オトコか?」


「別に良いでしょ?
誰と居たってお父さんには関係ないでしょ?」


「まだ、高校生だろう?
妊娠でもしたらどうするんだ?」


「外出しすれば良いでしょ?」


「それは危険かも」
と、思わず私は口を出してしまう。


「えっ?」


「だって、射精をコントロールするの、
男の人でしょ?
こっちでは何も出来ないから、
外出ししたフリして、
先にナカに出されてても判らないでしょ?
生理とか、規則的なら、
なるべく危険な期間を避けつつ、
コンドームは必ずしないとダメよ?
相手が変な病気持ってたら、
感染されちゃうし。
あ、優斗くん居るトコで、ごめんなさい。
でも、優斗くんも判るよね?」と言うと、
「うん。知ってる」って頷いた。


「コンドームも、お財布とか、ポケットに適当に入れて持ち歩いてるヤツ、
使われて、
パッケージ越しに穴が開いてたとかもあるから、
自分できちんと安心できるヤツのを持っておいて、
それ、使って貰うとかした方が良いよ?」
と言うと、全員、ポカンとした。
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