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縛られたい
第6章 雪解けの気配〜まりあ
先に葬儀会社の方が来て、
安置する部屋を確認してから専用のお布団などの用意をしてくださった。
その後、優子さんを連れて来て、
整えて安らかに寝かせてくれた。
うっすらお化粧をされて、
生前より穏やかな顔になっていた。
お線香を絶やさないようにと言われて、
優斗くんとゆりあさんがそっと手向けていた。
私は阿部さんと2人で、
この後の段取りのことを確認したり、
リビングの方に来客の方がいらした場合の準備などもして行った。
今日はこちらで静かに過ごして、
翌日、斎場でお通夜、そしてその翌日に葬儀告別式をすることになった。
会葬御礼などの原稿や、
連絡するべき方のリストも一緒に確認した。
葬儀告別式の案内の原稿も貰って、
コピーをしておいたり、
スキャンしてメールでも送信出来るようにしておいた。
私はその打ち合わせとは別に、
優子さんから渡されていたメモを持っていた。
自分が亡くなった後、
連絡を取って欲しいと託されていたものだった。
お昼の用意をして3人に食べさせてから、
学校と2人の子供のPTA関係の方に連絡をしていく。
特に中心的な方のことも聞いていたので、
連絡網代わりに周りの方に伝えて頂けるよう頼んだ。
阿部さんの仕事関係の処は、
メールでひとまず連絡をした。
そして、その後、
「ちょっと出掛けてきます」と伝えて家を出た。
先方には、午前中に一度、お電話を入れておいた。
お話を聞いて貰えるかも判らなかったけど、
一先ず、訪問してみようと思った。
安置する部屋を確認してから専用のお布団などの用意をしてくださった。
その後、優子さんを連れて来て、
整えて安らかに寝かせてくれた。
うっすらお化粧をされて、
生前より穏やかな顔になっていた。
お線香を絶やさないようにと言われて、
優斗くんとゆりあさんがそっと手向けていた。
私は阿部さんと2人で、
この後の段取りのことを確認したり、
リビングの方に来客の方がいらした場合の準備などもして行った。
今日はこちらで静かに過ごして、
翌日、斎場でお通夜、そしてその翌日に葬儀告別式をすることになった。
会葬御礼などの原稿や、
連絡するべき方のリストも一緒に確認した。
葬儀告別式の案内の原稿も貰って、
コピーをしておいたり、
スキャンしてメールでも送信出来るようにしておいた。
私はその打ち合わせとは別に、
優子さんから渡されていたメモを持っていた。
自分が亡くなった後、
連絡を取って欲しいと託されていたものだった。
お昼の用意をして3人に食べさせてから、
学校と2人の子供のPTA関係の方に連絡をしていく。
特に中心的な方のことも聞いていたので、
連絡網代わりに周りの方に伝えて頂けるよう頼んだ。
阿部さんの仕事関係の処は、
メールでひとまず連絡をした。
そして、その後、
「ちょっと出掛けてきます」と伝えて家を出た。
先方には、午前中に一度、お電話を入れておいた。
お話を聞いて貰えるかも判らなかったけど、
一先ず、訪問してみようと思った。