この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
縛られたい
第7章 悪夢〜まりあ
警察官が事務所のドアを叩くので、
私は立ち上がってドアを開ける。

奥に転がってる男を見て、
不思議そうに私を見た。

私は淡々と説明した。


「この男は、
ここの家の長女のゆりあさんの先輩です。
ゆりあさんのお母様が亡くなって、
気持ちが動転しているところにつけ込んで騙して、
家のドアを開けさせて、
私を拘束して、
抵抗すると顔に傷をつけるなどと脅してレイプしました。
止めようとしたゆりあさんのことを殴り飛ばして、
怪我を負わせています。
それと、私のバッグの中の財布から、
現金を抜き取りました。
母屋のドアはゆりあさんが開けたかもしれませんが、
こちらの事務所側に勝手に入ってきて、
金品を奪って強姦したので、
強盗と強姦、
それに、ゆりあさんへの傷害罪が成立すると思います。
私を強姦している様子は、
その馬鹿な男が自分の携帯で動画を撮っていたから、
証拠は丸々残っていると思います。
動画や画像をばら撒くという脅迫もしてましたね。
110番する隙を作る為に、
股間を蹴り上げました。
その後、逃げようとしたので、
私を縛っていたロープで、
私が逃げないように縛りました。
あ、その様子は、110番のオペレーターの方に聴いて貰ってました。
逃げようとした時に揉み合ったので、
もしかしたら肩、脱臼してるか最悪、腕が折れてるかも。
過剰防衛になっちゃいますか?
逃がさないように必死だったので…。
それに、
お巡りさんが到着するまでに何かされたら怖かったので…」


警察の人は、
メモを取りながら、
少し驚いた顔をしている。


「あの…それで私…、
どこか病院に行きたいんですけど?
産婦人科と…それと痛いからこの辺り、
切られてますよね?
外科的な処置、必要かも。
調書とかは明日でも良いですか?
診断書も必要ですよね?
体液のDNAも押さえておきますね?」と言いながら、
私は涙を流していた。


「えっと、すごく怖かったんですけど…。
ゆりあさん、怖かったね…」と2人で抱き合って震えながら泣いてしまった。

女性の警察官の方が、
手近にあったブランケットを掛けてくれる。


そこに、阿部さんと優斗くんが、
マックの袋を手にして帰宅してしまった。


/187ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ