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縛られたい
第8章 公開プロポーズ〜まりあ
「だって、こんなオンナが居ると、
風紀が乱れるじゃない?」とまで言われて、
私の堪忍袋の尾がブチっと音を立てて切れた気がした。


「風紀がって、
どういうことですか?」


「大きい胸しちゃって、
オトコを誘って…。
阿部さんのご主人だって、
たらし込んだんでしょ?」


「はっ?
胸の大きさは、自分ではコントロール出来ませんよね?
別に男の方を誘うようなこと、
してませんけど?
阿部さんは単に雇用主なだけです。
今後は判りませんけどね?」


「うちのコのことも誘惑したじゃない?」


「あっちがいきなり、
襲って来たんですよ?
3年も前に教育実習で行った時の生徒の1人のことなんて、
覚えてないですよ?
おまけに、縛ってナイフで脅して、
本当に最低!
どんな教育されたんですか?
この傷、残るって言われましたよ?」と、
首の傷を見せると、
流石に顔を背けた。


「貼り紙のせいで、
優斗くんもゆりあさんも学校で陰口を叩かれたり、
面と向かって嫌なことを言われてます。
不登校になったら責任取ってくれるんですか?」


「えっ?
それは…。
ただ、私たちは貴女を追い出したかっただけで…」


「刑事罰の他に、社会的な制裁、
受けて貰うことにしますよ?
民事訴訟、起こさせていただきますからね?
ご主人様のお仕事に差し障りがないと良いですね?」


「なに、それ?」


「今回の件で、精神的苦痛を受けて、
貼り紙によってこの件を知らない方に対しても、
広く様々な嘘も含めたことを撒き散らかされました。
阿部さんのお子様達もイジメられたりしてます。
私は泣き寝入りするほど、大人しくはありませんので。
レイプについても、民事訴訟、
改めて起こしますね?
思い出したくもないから、
それ、辞めておこうと思ってましたが、
ほじくり返したの、そちらですから、
徹底的に闘いますよ?
私に対しては強姦と強盗、それにゆりあさんに対する傷害ですものね?
ご主人様、銀行員でしたよね?
ご子息がよりによって、強盗とか、
大丈夫なんですか?
お金にクリーンでないといけない職種なのに。
そちらのご主人様は、公立中学の教員でした?
イジメを助長させるようなこと、奥様がするとか、
問題にならないと良いですね?」


私は立ち上がって、
「それでは後は弁護士とやり取りしていただきますね?」と言った。
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