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満ちる満ちる満ち足りる
第1章 再会
「あの頃楽しかったなー。カラオケにゲーセンに。みんなで夏祭りもいったよね~。俺とさっちゃんだけたい焼き食べてたっけ」
「そうそう。暑い中甘いたい焼き食べたわ。みんなで遊ぶのが楽しかったなあ。恭二くんが車だしてくれたよね~。」
近所のスーパーの駐車場
かつて男女6人グループでよく遊んでいた幸子と恭二は、ばったり再会して思い出話に花が咲く
「みんなどうしてんのかな~大悟は転勤したって聞いたけど。そうそう、尚哉たちどうなったんだろ」
「くっついたり離れたりみたいだね~。あの二人がくっついた辺りから、みんなで会わなくったよね~。真由とはたまに連絡とるけどさ。ま、仕方ないか」
「あいつらも懲りないよな~。そういえばさっちゃん結婚してたよね。」
「よく覚えてたね!実は去年離婚してさ。今この辺に住んでるの」
「そうなん?俺んちの近くだわ。今まですれ違ってたかもね。」
「確かに。奇跡だね!そういえば桜は島に栄転らしいよ。」
「島かあ。桜ちゃんも可愛かったなあ。モテてるだろうな~。また集まりたいなあ。久々尚哉に連絡してみっかなあ。」
話は尽きない。
実は当時、恭二が気になっていたが、
胸に秘めていたのだ。
久々の再会。胸が疼いていた
幸子29歳。
平穏な生活に少しずつ潤いがみちみちてゆく
「そうそう。暑い中甘いたい焼き食べたわ。みんなで遊ぶのが楽しかったなあ。恭二くんが車だしてくれたよね~。」
近所のスーパーの駐車場
かつて男女6人グループでよく遊んでいた幸子と恭二は、ばったり再会して思い出話に花が咲く
「みんなどうしてんのかな~大悟は転勤したって聞いたけど。そうそう、尚哉たちどうなったんだろ」
「くっついたり離れたりみたいだね~。あの二人がくっついた辺りから、みんなで会わなくったよね~。真由とはたまに連絡とるけどさ。ま、仕方ないか」
「あいつらも懲りないよな~。そういえばさっちゃん結婚してたよね。」
「よく覚えてたね!実は去年離婚してさ。今この辺に住んでるの」
「そうなん?俺んちの近くだわ。今まですれ違ってたかもね。」
「確かに。奇跡だね!そういえば桜は島に栄転らしいよ。」
「島かあ。桜ちゃんも可愛かったなあ。モテてるだろうな~。また集まりたいなあ。久々尚哉に連絡してみっかなあ。」
話は尽きない。
実は当時、恭二が気になっていたが、
胸に秘めていたのだ。
久々の再会。胸が疼いていた
幸子29歳。
平穏な生活に少しずつ潤いがみちみちてゆく