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冬雪記
第2章 調教
「ははは…… 良いねぇ。奥さんは色白だから、フラップの形のまま、赤い痣が出来たよ」

 竹蔵は楽しそうに言う。

「さあて、奥さん。どうする? まだ自分で立つって言うかい? それとも、オレが立たせてやろうか?」

「……お願いするわ……」

「え? ……奥さんは、人にものを頼む時って、そんな言い方をするのかい? いけないねぇ」

 再び鞭の音がした。

 今度は縛り上げられた手が打たれた。

「ひやぁぁぁぁっっ!」

 縛られて痺れてきた手を打たれたのだ。

 痛みは腰の比ではない。

 痛みで背を反らせ、爪先までが真っ直ぐに伸びた。

「良いねぇ…… 奥さん、惚れちまいそうだぜ……」

 竹蔵は言うと、鞭を振るう。

 縛られた手を打つ乾いた音が幾度も鳴る。

「ああっ! やめてぇ! 痛い、痛いわぁぁぁ!」 

 亜由美の苦痛に呻きが響く。

「黙れ! 雌豚!」

 竹蔵は、亜由美に罵声を浴びせながら鞭を振るう。

 亜由美の手の感覚が薄れた頃、鞭は止まった。

 竹蔵は言うと、フラップを亜由美の背に当てた。

「……さあ、人にものを頼む時は、なんて言うんだい?」

「……立たせてください…… お願いします……」

 亜由美は苦しい息の中で言う。
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