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第7章 ケー君ママは女へ

　午前中に決めたその日なったので早朝から掃除と洗濯をして迷ったが軽く化粧をした。

　取り決めの9時になったら人の気配がして呼び鈴がなった。

　モニターを見るとそう若くも無い男が頭を下げて名乗った。

「ちょっと、お待ち下さい」とモニターに返して、ドアを開錠して開けた。

「回線の件でお邪魔しました者です」と頭を下げた男。

「どうぞ」と言って下がるママさん。

男はドアを押えてゆっくり這入って来た。

「私は夏江さん、いえNatsuさんのご紹介で参りました」と頭を下げてから玄関に上って靴を揃えた。

　礼儀正しいので少し安心したママさんであったので「どうぞこちらです」と先導して居間に這入っていった。

　男は後ろから距離を取って続いた。

　カバンをそっと置いた男は「早速ですがお電話の場所をお願いします」

ママさんは言われた通りに電話の場所を指し示すと、
「インターネットを契約先の書類はありますか」言いながら電話の横にある機器を見ていた。

「それが、これではないかと思いますが・・・」と差し出した書類を受け取ると、

　ニッコリ笑って「ええ、B社でのご契約ですね」と言ってから跪いて説明を始めた。

　ようはB社をからO社に乗り換えを説明して如何にお得かをるる説明した。

　Natsuさんの紹介と言うか条件であったので男の話に乗っていった。