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私は彼女のセフレ希望
第1章 ドライブ中に
 部屋に戻ればゆりが机に向かっていて、紙にペンを走らせている。
「ごめん、ちょっとのっちゃって。少しだけ待ってて」
 シャワーから出てきた私を見てゆりが申し訳なさそうにいい、眉をひそめる。
 私は頷くとベッドに腰かけた。横を見れば低いボリュウームでテレビがついている。
「あっ、AVどんなのがあるか見てて、気になったの勝手につけてる。気になるなら消してくれても、他に何かつけてくれてもいいよ」
 元々性にオープンだとは思っていたが、こんなにも何も気にすることなくさらけ出すなんて知らなかった。ゆりの新たな一面に驚きつつも、だからといって引く訳ではなかった。
 自分から進んで見たこともないし、他にすることもないので、どんなものが気になったのか知りたいし、AVはつけたままにしておく。
 ベッドの上に乗ってヘッドボードに枕を立ててもたれた。テレビと向かい合って画面に映る男女を眺める。
 部屋でくつろいでいた男女が互いにちょっかいをかけ出したかと思っていたら、すぐに服を脱がせ合いセックスが始まった。
 途中からなのでこの二人の関係は定かではないが、見ている感じは普通のカップルの一般的なセックスに思える。
 何が気になったんだろう? ゆりを見れば私がいることも、AVがついていることも忘れたように紙にペンを走らせている。
 テレビ画面に視線を戻すと、乳首に愛撫を受ける女性がアンアンいってもだえ、男性はもう我慢の限界って感じで乳首に吸いついている。
 演技だろうと分かっているものの、自分の彼氏にも少しくらいあの必死さがあればと思ってしまう。
 胸、股、と愛撫してその後にフェラが始まり、挿入。幾度か体位を変えて中出し。
 冷静に見ているつもりでも、下の方が疼いて濡れてきているのが触らずとも分かった。
 場面が変わり、先程とは違う男性とデートに行く女性。
 食事をしながら、買い物をしながら、いたるところでこっそりと大胆に男性は女性に触れる。エロい下着をつけた女性は、嬉々としてその手を受け入れ愛液を滴らせている。
 男性の部屋に入り、二人はすぐに絡み合う。
 服を脱がせ合い、ギンギンに勃起するモノを女性は美味しそうに口に含む。
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