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私は彼女のセフレ希望
第1章 ドライブ中に
 そういってにこっと笑うと、視界が塞がれた。音とゆりの気配が鮮明になる。
 AVの音が大きくなった気がした。さっきまで気にしていなかったのに、男女の会話が耳に入ってくる。
「俺とこいつ、どっちの方がいい? 体に聞こうか?」
 どうやらあの女性は取り合いをされているらしい。
「これさ、二人の男の間で揺れる女の話しらしくて参考に流してたんだけどどうだった? 結局あんまり見れてないから」
 ゆりの声が響く。
「やっぱりAVだし行為メインで、そんなに話しとか分かんなかったかな」
 正直な感想をのべると肩をゆっくり押されて、私は仰向けに寝転がされる。
「私の代わりにちゃんと見てくれたんだね。ありがと」
 声が心なしか色っぽい。ゆりの指先が腕を絶妙なタッチで滑り、触れられたところに鳥肌が立つ。
 シュル……。
 バスローブの紐が解かれ、前が開き肌を空気が撫でていく。
「ひゃっ……」
 指先が脇婆を撫でていき、声が出てしまった。
 腰、太ももと撫でられ、全身の毛が逆立つ。不快ではなく身をよじるほど気持ちがよかった。
 脇腹の辺りを手が往復する。耳に舌が這った。
「んぅっ……」
 耳の形をなぞった舌が首筋を通り、鎖骨を下りて乳房に到達する。円を描くように乳房を這い回っていた舌が、乳首をチロチロと舐め口に含まれる。
 温かな口の中で、舌で先端を舐め上げられたり、ちゅうっと吸いつかれたりするうちに、控えめだった声がどんどん大きくなってしまう。
 口が離れて反対側の乳首が含まれる。愛撫されていた方の乳首は指でこね回された。
 ジンジンと駆け抜けていく快感に酔いしれながら、もう下が洪水になっていて触れて欲しくて堪らなくなる。
 ゆりの舌が下の方に向かって這っていく。
 軽く閉じていた足に手がかかる。恐る恐る開いた。
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