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彼女に抱かれたい
第8章 一矢纏わぬ
磔にされながらも、俺はこの後マイが優しく抱いてくれるのではないかという期待が湧き出て、欲情を抑えきれずに勃起していた。

『お、思い出すって何の事か分かんないよ…。
俺、マイの彼氏じゃなかったの?』

「そうだよ。私の大好きな彼氏。
ていうかね、水泳一生懸命頑張ってるんだから、スランプなんて誰でも経験するよ。才能ある人は必ず壁に当たる。
私も水泳部だったし、スランプは経験したもん。
ぐーんと伸びていたのが嘘みたいにピタッと止まるのが苦しいもんね。
でもね、大会で自己ベスト更新できないとか、高校総体で結果出せなかったとかでカッコ悪いとか思うわけないじゃん。
それ以上にサトシの頑張りを知ってるから。それに…


それ以上にカッコ悪い姿だよ?今…。
ハダカではりつけにされてぇ〜怒られてるのに…」

マイは立ち上がって俺の耳元に来て囁いた。

「こんなにおちんちんガチガチにおっきくしちゃって。」



顔から火が出そうだ。
なのに…興奮を抑えられない。
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