この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
彼女に抱かれたい
第19章 約束

『これが今の俺の精一杯なんだけど…受け取ってくれますか?』
「ふっ…うっ…ううっ…っはい…。」
返事もまともにできない程に溢れる涙。
彼は私の左手をそっと優しく握り、薬指へと指輪をはめてくれた。
『待っててくれる?』
「うん…もち…ろんっ…。ううっ…。」
甘く囁く彼にそっと抱き寄せられ、彼は私の涙が落ち着くまで優しく抱きしめて頭を撫でてくれた。
背…伸びたんだね。
出会った頃は私とあまり変わらないくらいだったのに…。
逞しくて、カッコよくて、可愛い私のサトシくん。
あどけなさがまだ残る彼。
しかしその顔立ちはキリッとしている。
私はそっと踵を上げて彼にキスをした。
目線が同じ頃はキスの時に踵を上げることもなかったのに…。
大人のオトコとしての魅力が漂い始めた彼に、私は欲情していた。
『マイ…俺にも、指輪つけて?』
「うん…。」
彼の左手をとって指輪をはめる。
大きくてゴツゴツした手。
それでいて手の肌は柔らかい。
彼の全てのパーツが大人になりつつあるのに、やはり童顔な顔立ちと純粋な目は変わらない。
「サトシ…私、待ってるから。ちゃんと迎えに来てね。」
『もちろん。俺だけのお姫様。愛してるよ、マイ。』
彼は私を抱きしめてキスを落とした後、私の耳元で囁いた。
『ホテル…いこ?』
「喜んで。私だけの王子様。」
「ふっ…うっ…ううっ…っはい…。」
返事もまともにできない程に溢れる涙。
彼は私の左手をそっと優しく握り、薬指へと指輪をはめてくれた。
『待っててくれる?』
「うん…もち…ろんっ…。ううっ…。」
甘く囁く彼にそっと抱き寄せられ、彼は私の涙が落ち着くまで優しく抱きしめて頭を撫でてくれた。
背…伸びたんだね。
出会った頃は私とあまり変わらないくらいだったのに…。
逞しくて、カッコよくて、可愛い私のサトシくん。
あどけなさがまだ残る彼。
しかしその顔立ちはキリッとしている。
私はそっと踵を上げて彼にキスをした。
目線が同じ頃はキスの時に踵を上げることもなかったのに…。
大人のオトコとしての魅力が漂い始めた彼に、私は欲情していた。
『マイ…俺にも、指輪つけて?』
「うん…。」
彼の左手をとって指輪をはめる。
大きくてゴツゴツした手。
それでいて手の肌は柔らかい。
彼の全てのパーツが大人になりつつあるのに、やはり童顔な顔立ちと純粋な目は変わらない。
「サトシ…私、待ってるから。ちゃんと迎えに来てね。」
『もちろん。俺だけのお姫様。愛してるよ、マイ。』
彼は私を抱きしめてキスを落とした後、私の耳元で囁いた。
『ホテル…いこ?』
「喜んで。私だけの王子様。」

