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第23章 最終章

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彼は本当にベタな事を恥ずかしがらずに言ってくれるし、してくれる。
こっちが恥ずかしくなるくらいに真っ直ぐな最愛の夫は、20歳になったばかり。

仕事モードの彼は目つきが違い、あどけなさは影を潜めてキリッとしているけど、家に帰ればありのままの童顔であどけない目をした可愛いサトシくんに戻る。

でも今日、結婚式を迎えた彼は、緊張の面持ちでずっと仕事モードみたいにキリッとしていて、私の心を鷲掴みにする。
薄いクリーム色をした式典用の制服姿。
普段、可愛らしいはずの彼は絶えずキリッとしていて姿勢も動きもビシッと決まっている。

何そのギャップ…たまんない。襲ってもいい？
今すぐあなたを抱きたい。食べたい。犯したい。
すごく幸せな結婚式と披露宴なんだけど…早く二人だけの時間を過ごしたい。

あなたのとろけた顔ととろけた声、甘えん坊なところ、はしたなく喘ぐ姿、イキたいとおねだりする様…早く見たい。
私だけがあなたの恥ずかしくてはしたない姿を知っているの。
私にしか見せないカオ…。だからこそ愛してる。