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彼女に抱かれたい
第7章 熱い朝
犯してあげると言った彼女は激しく腰を打ちつけ、時折擦り付けるようにグラインドさせてくる。

煽られる被虐心とは裏腹に興奮する自分。
手足を抑えつけられ、自由が効かない状態で無理矢理犯されてみたい。
目隠しで襲われてみたい。叩かれてみたい。
そして最後は彼女の中に…。

それを願い、悦ぶ…。

マゾヒズムが掻き立てられ、自分が開発されていくような錯覚に陥る。

『だめ…だめ…。』
「なぁに?何がダメなの?」
『またきちゃう。いっちゃうよぉ…。』

もはや子犬のような甘い声が自然と出た。
彼女は幸せそうで満足そうで、それでいてどこか不満そうな表情でこちらを見つめて、激しく動かす腰を止めた。

「なに?もう出ちゃうの?じゃあやめちゃおうかな〜」
『えっ…な…なんで…』

「まだサトシは自分がどうなっちゃうのか分かんないんでしょ?ちゃんと自分のことを分かって言わなきゃ…ね?ほら…口あけて…舌を出して…」

あぁ…彼女の言葉に逆らえない…。
言われるがままに口を開けて舌を出すと、彼女は俺の舌へと唾液を垂らした。

つーっと糸を引く唾液は甘美で官能に満ちており、彼女に征服されている実感がより強くなる。

舌が彼女の唾液を求めて勝手に動く…。
すると彼女は俺の舌に啜りついてきた。
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