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ノーサイドなんて知らない
第4章 あちこちに波及するけど、大丈夫かな?
マンション地下の駐車場から、
そのまま私の部屋まで一緒に上がって、
お部屋に入る。
「ごめんね?
週刊誌の記者とか、
ハイエナみたいについてくるからな。
茉莉(めあり)、顔、覚えられないから、
心配だな?」と言いながら、
玄関に入った処で私を抱き締めてくれる。
「大丈夫ですよ?
知らないヒトとはお話ししませんから。
さっきのヒトは、
声で記憶しました」と言うと、
少しホッとした顔をした。
「じゃあ、部屋に戻るね?
明日は一緒に過ごせるのかな?」
「えっと、今夜はお夜食は?
と言っても殆ど食材ないけど…」
「えっ?
良いの?
嬉しいな」
「お風呂、先に入ってきますか?
えっと、多分、ここの方が、
薫さんの処よりちょっと広いですよ?」
「風呂も入って良いの?」
「先週は、私が薫さんの処でお風呂、
お借りしたから、
お返しにどうぞ?
ちょっと湯張りしてきますね?」と、
浴室のボタンを押してきて、
「うがいと手洗い、こちらでどうぞ?」と言って、
タオルを渡した。
「ソファで休んでてくださいね?
パスタだったら用意出来そう。
量は少なめにしますね?」と言って、
お湯を沸かし始めてパスタを硬めに茹でておく。
冷凍しておいたバゲットに霧を吹いてから温めて、
フライパンでカルボナーラを仕上げる。
私は本当に一口程度、
熊野さんは軽く1人分くらい、お皿に盛り付けして出した。
「こんなにすぐに、
出来るんだ。
うわ、美味しいな」と言いながら、
あっという間に平らげるので、
「あの…足りましたか?」と言うと、
「んー。まだまだ食べれるけど、
この時間はやめておかないとね?」と笑った。
…お風呂が沸きました…
という電子的な音がした。
「お先にどうぞ?」と言うと、
「俺、長風呂だから、
茉莉(めあり)、先に入って?
なんなら、一緒に入る?」と言われて、
慌てて首を横に振った。
「でも、お客様だから、
薫さん、お先にどうぞ?
私、やりたいことあるし、
お風呂の後、ストレッチとかするんでしょ?
その時間に私、お風呂に入りますね。
お洗濯物あったら、出しちゃってくださいね?
あ、タオルはここです。
たくさんあるから、遠慮なく使ってください。
使ったタオルや、お洗濯するものはこちらで…。
この前お借りしたTシャツとか、ここにあります」と言った。
そのまま私の部屋まで一緒に上がって、
お部屋に入る。
「ごめんね?
週刊誌の記者とか、
ハイエナみたいについてくるからな。
茉莉(めあり)、顔、覚えられないから、
心配だな?」と言いながら、
玄関に入った処で私を抱き締めてくれる。
「大丈夫ですよ?
知らないヒトとはお話ししませんから。
さっきのヒトは、
声で記憶しました」と言うと、
少しホッとした顔をした。
「じゃあ、部屋に戻るね?
明日は一緒に過ごせるのかな?」
「えっと、今夜はお夜食は?
と言っても殆ど食材ないけど…」
「えっ?
良いの?
嬉しいな」
「お風呂、先に入ってきますか?
えっと、多分、ここの方が、
薫さんの処よりちょっと広いですよ?」
「風呂も入って良いの?」
「先週は、私が薫さんの処でお風呂、
お借りしたから、
お返しにどうぞ?
ちょっと湯張りしてきますね?」と、
浴室のボタンを押してきて、
「うがいと手洗い、こちらでどうぞ?」と言って、
タオルを渡した。
「ソファで休んでてくださいね?
パスタだったら用意出来そう。
量は少なめにしますね?」と言って、
お湯を沸かし始めてパスタを硬めに茹でておく。
冷凍しておいたバゲットに霧を吹いてから温めて、
フライパンでカルボナーラを仕上げる。
私は本当に一口程度、
熊野さんは軽く1人分くらい、お皿に盛り付けして出した。
「こんなにすぐに、
出来るんだ。
うわ、美味しいな」と言いながら、
あっという間に平らげるので、
「あの…足りましたか?」と言うと、
「んー。まだまだ食べれるけど、
この時間はやめておかないとね?」と笑った。
…お風呂が沸きました…
という電子的な音がした。
「お先にどうぞ?」と言うと、
「俺、長風呂だから、
茉莉(めあり)、先に入って?
なんなら、一緒に入る?」と言われて、
慌てて首を横に振った。
「でも、お客様だから、
薫さん、お先にどうぞ?
私、やりたいことあるし、
お風呂の後、ストレッチとかするんでしょ?
その時間に私、お風呂に入りますね。
お洗濯物あったら、出しちゃってくださいね?
あ、タオルはここです。
たくさんあるから、遠慮なく使ってください。
使ったタオルや、お洗濯するものはこちらで…。
この前お借りしたTシャツとか、ここにあります」と言った。