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ノーサイドなんて知らない
第4章 あちこちに波及するけど、大丈夫かな?
熊野さんがストレッチに使うかと思って、
ヨガマットをリビングに出してみる。
そして、朝食用にホームベーカリーに材料を入れていって、
予約ボタンを押す。
買い置きの野菜とベーコンとアサリの缶詰で、
朝食用にクラムチャウダーを作る。
ブロッコリーをボイルして、
ジップロックを使った低温調理で自家製のサラダチキンも作る。
朝食は、こんなものかなと思って、
粗熱を取ったものから冷蔵庫に入れていった。
「ジャグジー、あるんだな。
凄くゆっくり出来たよ」と言って、
熊野さんがタオルで髪をガシガシ拭きながら出て来る。
「遠征中の着替えとかも洗いますよ?
それと、ヨガマット、使いますか?
出してみました」と言うと、
「えっ?
ヨガとか、やるの?」
「走ったりは苦手ですけどね?」と言うと、
「だったら、ストレッチとかは一緒に出来るかな?」と笑った。
「お風呂、入って来ちゃいますね?」と言って、
浴室に入る。
ちゃんと泡とかを流してくれてるのが判る。
洗濯物を分類して、
ネットに入れたりしてスイッチを入れてから、
髪を乾かす。
パジャマの上にガウン代わりのカーディガンを羽織って、
水のボトルを2つ持ってリビングのソファに座る。
「凄く身体、柔らかいんですね?」
「その方が、怪我が少ないからね」
「試合の時にね、
たくさん倒れたりするヒトが居て、
遠くて見えないけど、
心配しちゃいました」
「そっか。
そうだよね」
「どっちが勝ったかも、
よく判らなくて…。
周りの方が拍手したり、
握手してたから、判ったの。
おめでとうございます」と言うと、
嬉しそうに「ありがとう」と言った。
「あっ!
今日の写メ、撮ってなかったね?」
「やだ。
私、パジャマになってしまいました」
「なんか、可愛いよ。
暖かそうなパジャマだね?」
「私、寒がりなので…」
「俺は暑がりだから、
パンツ一丁で寝るからな」と顎髭を掻くと、
「でも、写メ、撮ろうよ?」と、
テーブルの上のスマホを手にして、
私を膝の上に載せるようにして撮った。
「茉莉(めあり)が前に居るのに、
顔の大きさ、小さいな」と笑うので、
恥ずかしくなってしまう。
後ろから抱き締められると、
ドキドキして、
その音が聴こえてしまいそうだった。
ヨガマットをリビングに出してみる。
そして、朝食用にホームベーカリーに材料を入れていって、
予約ボタンを押す。
買い置きの野菜とベーコンとアサリの缶詰で、
朝食用にクラムチャウダーを作る。
ブロッコリーをボイルして、
ジップロックを使った低温調理で自家製のサラダチキンも作る。
朝食は、こんなものかなと思って、
粗熱を取ったものから冷蔵庫に入れていった。
「ジャグジー、あるんだな。
凄くゆっくり出来たよ」と言って、
熊野さんがタオルで髪をガシガシ拭きながら出て来る。
「遠征中の着替えとかも洗いますよ?
それと、ヨガマット、使いますか?
出してみました」と言うと、
「えっ?
ヨガとか、やるの?」
「走ったりは苦手ですけどね?」と言うと、
「だったら、ストレッチとかは一緒に出来るかな?」と笑った。
「お風呂、入って来ちゃいますね?」と言って、
浴室に入る。
ちゃんと泡とかを流してくれてるのが判る。
洗濯物を分類して、
ネットに入れたりしてスイッチを入れてから、
髪を乾かす。
パジャマの上にガウン代わりのカーディガンを羽織って、
水のボトルを2つ持ってリビングのソファに座る。
「凄く身体、柔らかいんですね?」
「その方が、怪我が少ないからね」
「試合の時にね、
たくさん倒れたりするヒトが居て、
遠くて見えないけど、
心配しちゃいました」
「そっか。
そうだよね」
「どっちが勝ったかも、
よく判らなくて…。
周りの方が拍手したり、
握手してたから、判ったの。
おめでとうございます」と言うと、
嬉しそうに「ありがとう」と言った。
「あっ!
今日の写メ、撮ってなかったね?」
「やだ。
私、パジャマになってしまいました」
「なんか、可愛いよ。
暖かそうなパジャマだね?」
「私、寒がりなので…」
「俺は暑がりだから、
パンツ一丁で寝るからな」と顎髭を掻くと、
「でも、写メ、撮ろうよ?」と、
テーブルの上のスマホを手にして、
私を膝の上に載せるようにして撮った。
「茉莉(めあり)が前に居るのに、
顔の大きさ、小さいな」と笑うので、
恥ずかしくなってしまう。
後ろから抱き締められると、
ドキドキして、
その音が聴こえてしまいそうだった。