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ノーサイドなんて知らない
第9章 それぞれの想い
熊野さんの実家に仮住まいするようになった。

階段はとても登ることは出来なくて、
一階での生活を始める。


専業主婦をしている熊野さんのお母様との生活パターンは心地良く、
お互いにすることなどを上手く分業したり、
協力したりすることが出来た。


お茶をしながらのんびりお話をすることも多くて、
熊野さんよりご一緒する時間が増えた。

そこに、近くに住んでいる熊野さんのお祖母様が加わることもあって、
熊野さんとお兄様の子供時代の話を聴いたり、
お料理を教えて貰ったりして、
子育てについても不安なことはほぼ無くなっていた。


そんな中で、
二つだけ、引っ掛かることがあった。


一つは、私の手術のこともあってか、
全く熊野さんが私を抱いてくれなくなったこと。

勿論、キスやハグはたくさんしてくれるけど、
セックスを本当にしなくなってしまっていた。

一緒に入っていたお風呂についても、
私が当初、シャワーのみだったこともあって、
熊野さんが入浴している処に、
子供を連れて行って浴槽で抱っこして貰って、
そっとガーゼで洗ってあげて、
そのまま抱っこしてベッドに連れて行くようになったから、
二人で入浴というのが出来なくなっていた。

熊野さんの実家ということもあって、
遠慮してしまうこともあったとは思うけど、
淋しさと、一種の怖さを感じていた。


年齢差もある。
周りには、同じ学生の可愛くて若い女子がたくさん居る。

浮気なんて、しないと思うけど、
お母さんになった私は、
もう、熊野さんにとって、女性として魅力的ではなくなったのかもしれない。


そう思うと、
胸が苦しくて、
涙が出そうになる。


でも、そんな私の人差し指を、
ギュッと握ってくれる小さな手を見ていると、
安心感も覚える。


私…本当に自分に自信が持てないのね?

と思いながら、
優しく子供に笑い掛ける。


子供の顔はやっぱり覚えられないけど、
声や仕草、匂いなんかで、
他の子供と間違うことはないと思った。
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